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監督: フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
言語 ドイツ語, 日本語
DVD発売日: 2007/08/03
みた日:2008/05/15
善き人、とは旧東ドイツにおいて国家保安をしっかりと守り、規則正しく生活する人のことである。
善き人、とは、熱情ソナタを心から聞いてしまう人である。これを心から聞ける人は、悪人にはなれず、革命は成功しないのである。
善き人から善き人へ、ソナタとともに。
久々にいい映画だった。主人公の演技が絶妙。次第に眉の動き一つで感情が読み取れるようになる、気がする。亡くなってしまったそうで、残念。
結局、彼の「善き」人生は、ベルリンの壁崩壊後数年してから、ずっと見張られていたドライマンという脚本家が、善き人(HGW)のことを知り、本を書く。
それを発見したHGWの、
最後の、
「僕のための本だ」といって、満たされたような笑顔(一から彼の表情を追っていた人にはそう見えるはず)が、たまらなくよい。
善き生き方とは、何なのだろうかと、考えてみたくなった。
成功して、幸せな家庭があって、毎日が満たされているということが、善き生き方で、そしてそれは幸せなのかな?
だとしたら、幸せじゃない人は(私もそうだ)いっぱいいっぱいいる。
むしろその方が多いんじゃないかな。
そういう人は人生をどうやって過ごすのか。
少なくともHGWの最後の満たされた笑顔は、それでも、小さな幸せが、善く生きていればあるのかもしれないなぁ、なんて思わせてくれた。
善く生きることは難しい。でも、少し幸せなんだろう。
それを発見したHGWの、
最後の、
「僕のための本だ」といって、満たされたような笑顔(一から彼の表情を追っていた人にはそう見えるはず)が、たまらなくよい。
善き生き方とは、何なのだろうかと、考えてみたくなった。
成功して、幸せな家庭があって、毎日が満たされているということが、善き生き方で、そしてそれは幸せなのかな?
だとしたら、幸せじゃない人は(私もそうだ)いっぱいいっぱいいる。
むしろその方が多いんじゃないかな。
そういう人は人生をどうやって過ごすのか。
少なくともHGWの最後の満たされた笑顔は、それでも、小さな幸せが、善く生きていればあるのかもしれないなぁ、なんて思わせてくれた。
善く生きることは難しい。でも、少し幸せなんだろう。
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